Appleマップは10年以上前から存在しています。しかし、Googleマップに追いつこうと努力を続けており、最新リリースではウェブ版Appleマップに「Look Around」機能が導入されました。検索エンジン大手のAppleは、ウェブ版で「ストリートビュー」機能を長年提供しています。
AppleマップとGoogleマップの「Look Around」と「ストリートビュー」機能は、それぞれ歩行者の視点で地図を見ることができます。「Look Around」機能はこれまでMac、iPhone、iPadのAppleマップアプリでのみ利用可能でしたが、Appleマップウェブサイトの最新アップデートにより、ウェブでも利用できるようになりました。

9To5Macのクリス・カーリー氏によると、AppleマップのLook Around機能は、Google Chrome、Apple Safari、Microsoft Edge、Mozilla Firefoxを含むすべての主要ウェブブラウザで動作するとのことです。この機能は、2024年12月11日頃にAppleマップのウェブ版に追加されたと報じられています。
Apple Maps Webは現在ベータ版で利用可能
AppleマップのLook Around機能は、歩行者視点で360度見渡せるストリートレベルのビューを提供します。ストリートレベルのビューは、AppleがLook Around用に特別にスキャンした場所のみ表示される点にご注意ください。

Appleマップはまだ一般ユーザーの間であまり人気がありませんが、将来的にはウェブブラウザ、そしておそらく他のスマートフォンプラットフォーム(Android)にも機能が導入されることで、マッププラットフォームのユーザーベースが拡大する可能性があります。Googleは長年にわたり正確で高速なマップで高い評価を築いており、この分野で依然として優位に立っています。
Appleマップのウェブ版は現在beta.maps.apple.comでベータ版としてご利用いただけます。ただし、位置情報の保存、建物の3D表示、路線図、サインインなど、多くの機能はご利用いただけません。ただし、「Look Around」は、お好みのウェブブラウザで使える、時に便利で楽しいツールです。ぜひお試しください。