今年のWWDCイベントで、近々リリースされるiOS 18の新機能「Tap to Cash」が発表されました。
「Tap to Cash」は、ユーザーがApple Cashを使って商品やサービスの支払いを行える機能です。この技術は、2台のiPhoneを近接させた状態で動作し、デバイスをタップするだけで連絡先を交換できるNameDropに似ています。これは既存の「Tap to Pay」の拡張版であり、同じNFC技術を利用しています。Appleは、「Tap to Cash」によって個人情報を共有することなく送金できるため、高いレベルのプライバシーが維持されると主張。

Appleは「Tap to Cash」に加え、iOS 18に向けた多数のアップデートを発表しました。これには、交換可能なギフトカードやポイントカードに関する情報サポートが含まれます。チケット機能ではWalletとの連携が強化され、ユーザーは選択したイベントへの行き方や座席番号などを確認できるようになります。