Appleが新しい開発者ツールとテクノロジーを発表

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Appleが新しい開発者ツールとテクノロジーを発表

Appleは年次開発者会議で、開発向けの新しいツールとテクノロジーを発表しました。中でも注目すべきは、クラウドサービスを利用してアプリを構築・テストするための新しい方法を提供するXcode Cloudです。また、アプリを宣伝するための新しい方法を提供するために、App Storeにカスタムプロダクトページを導入します。

App Storeでは、開発者はユーザーごとにアプリの機能を効果的にアピールすることで、アプリのプロモーションを効果的に行うことができます。新機能「プロダクトページ最適化」により、開発者は様々なアプリアイコン、スクリーンショット、プレビュー動画(該当する場合)をテストできます。開発者はApp Store Connectの分析データに基づいてプロダクトページを最適化できます。

Appleが新しい開発者ツールとテクノロジーを発表

Xcode Cloud: 大きな飛躍!

Xcode Cloudは、開発プロセスを改善する新しい継続的インテグレーションシステムを導入します。また、大規模プロジェクトでもリモートワークを容易にする新しいクラウドデリバリーサービスも含まれています。新しいクラウドサービスにより、Xcodeを使ったアプリ開発プロセスが改善されます。このサービスはクラウド上でアプリを自動ビルドできるため、Macのリソースを消費しません。


Xcodeクラウド
Xcodeクラウド

iPadでは、開発者はMacを必要とせずにアプリを完全に開発できるようになりました。また、これまでは不可能だったiPadから直接App Storeに申請できるようになりました。ただし、大規模なプロジェクトの場合は、Macの使用が推奨されます。

「開発者コミュニティの皆様に、さらに魅力的で高品質なアプリの開発を支援する強力な新ツールとテクノロジーを提供し、App Storeを通じて全く新しい方法でユーザーと関わることができることを大変嬉しく思います」と、Appleのワールドワイドデベロッパーリレーションズ担当副社長スーザン・プレスコットは述べています。「Xcode Cloudに含まれる堅牢なツールセット、Swiftプログラミング言語の継続的な革新、幅広い新しいAPI、そしてユーザーへのリーチ方法がさらに増えたことで、Appleのプラットフォームはかつてないほど強力になりました。」

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