Xcode 12は斬新なデザインと新しいドキュメントタブを導入

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Xcode 12は斬新なデザインと新しいドキュメントタブを導入

Appleは、MacのIntelチップからApple Siliconへの移行を象徴するツールを搭載した次期メジャーリリースとなるXcode 12をリリースしました。macOS Big Surの外観に合わせた新しいデザインと、異なるファイル間を素早く切り替えられる新しいドキュメントタブが追加されています。

Xcode 12のNavigatorフォントもシステムフォントサイズに合わせて変更され、さらに小、中、大に設定できるようになりました。Xcode 12はデフォルトでユニバーサルMacアプリを作成するため、開発者はIntel MacとApple Silicon Macの両方に同時にアプリを公開できます。

Xcode 12は斬新なデザインと新しいドキュメントタブを導入

Appleは、開発者がSwiftUIだけでアプリを開発できるようにすることで、SwiftUIに大きな期待を寄せています。このフレームワークにより、開発者はAppleのあらゆるプラットフォーム向けのアプリを一度に開発できるため、異なるプラットフォーム向けのアプリ開発にかかる時間を短縮できます。

「Appleの開発者コミュニティは、10億人以上のユーザーを支援し、業界を変革し、世界を変えるアプリを通して、私たち全員にインスピレーションを与えてくれます。今回のWWDCでは、開発者がアプリ体験をさらに向上させ、より多くのユーザーにリーチできるよう設計された革新的な新しいAPI、フレームワーク、そしてツールを導入しました」と、Appleのワールドワイドマーケティング担当SVP、フィル・シラーは述べています。 

AppleがIntelから独自のカスタムチップに移行する中で、Catalystも重要な役割を果たすでしょう。開発者は、既存のiPadアプリから、よりMacにネイティブな外観のアプリを開発できるようになります。

「App Storeのエコシステムは、これまで以上に多様でダイナミック、そして成功を収めています。しかし、すべての人にとってより良いエコシステムを実現するためには、私たちが共に取り組まなければならないことがまだたくさんあると認識しています。今年のWWDC20では、オンラインのApp Store Labsを追加し、毎年恒例のApp Store開発者アンケートを拡充するなど、多くの取り組みを行いました。これは、数十万人もの開発者の皆様から、App Storeをどのように改善してほしいか、そして開発者自身とユーザーのために、直接ご意見を伺いたいと考えているからです」とシラー氏は付け加えました。


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