多くのiPhoneケースメーカーが、プラスチックとゴムを組み合わせることでケースは見事に調和するという結論に至っているようです。iFrogzも例外ではなく、iPhoneと4S用のCocoon(35ドル)もその流れを汲んでいます。内側は柔らかいポリウレタン、外側は硬いポリカーボネートという2ピース構造で、どちらか一方だけでは到底及ばないほど、デバイスをしっかりと保護することを目指しています。


ケースのどちらの側面にも、特に驚くようなことはありません。内側の層は十分に柔軟性がありますが、触れていない時はほとんどの場合、すぐに元の形に戻ります。
いくつかの端末をテストした結果、端末の上下の縁に沿って外側の縁が完全に平らではないことがわかりました。これは決して致命的な欠点ではありませんが、非常に目立ち、許容範囲をもう少し狭めることができることを示しています。

それ以外では、Cocoonはラバーケースに期待される特性を備えています。ボタンカバーがしっかりとしており、ヘッドホンポートとノイズキャンセリングマイク、サイドスイッチ、カメラとフラッシュ、スピーカー、マイク、そしてDockコネクタポート用の開口部があります。Dockコネクタポートはかなり狭く、Apple純正ケーブルかそれと同等の細さのケーブルしか通せません。また、素材が厚すぎてドッキングには適していません。
ゴムの上には、柔らかな手触りと格子状のデザインが特徴の硬質プラスチックシェルが取り付けられています。側面を覆い、構造と保護性を高めるだけでなく、カメラフラッシュディフューザーも搭載しています。


Incipioの最近のThe Specialistと同様に、Cocoonはプラスチックとゴムを組み合わせたハイブリッドケースの分野における良質な製品ではあるものの、素晴らしいとは言えません。しかし、画面保護パックは付属していないものの、見た目と手触り、特にソフトタッチのプラスチック部分は大変気に入っています。Dockコネクタの問題は重要ですが、おそらくドックやドッキングスピーカーを頻繁に使用するユーザーにしか影響しないでしょう。