俳優ブレント・セクストンは、新型コロナウイルスのワクチン接種義務化を理由に雇用されなかったとしてアップルを訴えている。
『ザ・キリング』や『デッドウッド』での役柄で知られるこの俳優は、Apple TV+のロサンゼルス制作に携わる社員に対し、同社が新型コロナウイルスワクチン接種を義務付けたとして訴訟を起こした。さらに、社員にはワクチン接種済みであることを証明する書類の提出も求められている。

セクストン氏は、AppleがApple TV+でコンテンツを制作しようとしている人々の「権利を踏みにじった」と述べた。彼は医学的な理由でワクチン接種を受けなかったため、オファーを逃し、約60万ドルの損失を被ったと主張している。彼はロサンゼルス上級裁判所に障害者差別で提訴し、懲罰的損害賠償と補償的損害賠償の金額(金額は未定)を求めている。
アップルはパンデミックの間、社内および小売店の従業員に頻繁に検査を実施し、ピーク時には複数の店舗を一時的に閉鎖した。