Appleは本日、プロ向け音楽レコーディングアプリ「Logic Pro 9」の成功を受け、再設計されたインターフェイス、新しい楽器、そしていくつかの大きな新機能を搭載した「Logic Pro X」(200ドル)を発表しました。トップクラスのセッションプレイヤーやエンジニアのスタイルを踏襲して開発された「Drummer」には、AIドラマーが加わり、他の楽器と共演し、必要に応じて異なるビートや曲のジャンルを切り替えながら演奏します。また、無料のコンパニオンアプリ「Logic Remote」を使えば、iPadからキーボード、ドラムパッド、ギターフレットボード、ミキシングボード、トランスポートコントロールインターフェースを使って、Logic Pro Xを離れた場所から演奏・操作できます。

Logic Pro Xの追加機能はそれだけではありません。Flex Pitchでは録音データのピッチ編集が可能で、波形内の個々の音符を変更できます。また、Track Stacksでは複数のトラックを1つにまとめることができ、グループ編集や楽器の深みを加えるのに便利です。ArpeggiatorはGarageBandのコードベースの音楽制作機能に似ており、Retro Synthシンセサイザーエミュレーターや、ベースアンプリグをカスタマイズしたり既存の人気リグを使用したりできるBass Amp Designerも搭載されています。
Logic Pro Xの初期容量は5GBですが、オプションのアプリ内ダウンロードで35GBもの膨大な追加オーディオコンテンツが利用可能です。Appleはまた、30ドルのMac用コンパニオンアプリ「MainStage 3」もアップデートし、Logic Pro Xで作曲した楽曲をライブパフォーマンスに持ち込むことができるようになりました。
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