Appleは、音楽ストリーミングサービスのカタログをさらに拡充するため、クラシック音楽ストリーミングサービス「Primephonic」を買収しました。このサービスは、クラシック音楽向けにカスタム設計された体験と、厳選された専門家によるおすすめ曲を提供しています。また、収録曲やレパートリーに関する詳細情報も幅広く提供しています。
Primephonicはプレミアム音楽ストリーミングサービスであり、その高品質オーディオからもそれが分かります。ユーザーが長い間聴きたかったクラシック音楽を素早く見つけられる検索機能を提供しています。また、気に入った曲があればブラウズセクションから再生することも可能です。

「私たちはクラシック音楽を愛し、深い敬意を払っています。Primephonicはクラシック音楽愛好家の間で人気を博しています」と、Apple MusicおよびBeats担当バイスプレジデントのオリバー・シュッサー氏は述べています。「私たちは共に、Apple Musicに素晴らしい新しいクラシック音楽機能を提供していきます。そして近い将来、真に世界最高のクラシック音楽体験をお届けできるでしょう。」
AppleがPrimephonicを買収したことで、Apple Musicユーザーはより豊富なクラシック音楽コレクションを楽しめるようになります。Apple Musicでは、 Primephonicのプレイリストに加え、独占オーディオコンテンツも提供されます。
「Primephonicの最高のサービスをApple Musicの会員にお届けできることは、クラシック音楽業界にとって大きな前進です」と、Primephonicの共同創業者兼CEOであるトーマス・ステフェンス氏は述べています。「アーティストの皆様はPrimephonicのサービスと、私たちがクラシック音楽界で成し遂げてきたことにご満足いただいており、今、Appleと提携することで、何百万人ものリスナーに最高の体験を提供できるようになります。クラシック音楽をメインストリームへと押し上げ、新世代の音楽家と次世代の聴衆を繋ぐことができるのです。」
「Primephonicは、クラシック音楽が未来の世代にも受け継がれるよう設立されました」と、Primephonicの主要株主であるGordon P. Getty氏は述べています。「PrimephonicとAppleが協力することで、その使命を実現し、クラシック音楽を世界中の聴衆に届けることができます。」