Appleは10月の「スペシャルイベント」で、MacBook Proの新バージョンを発表しました。14インチMacBook Proと16インチMacBook Proは、同社の新型M1 ProおよびM1 Maxチップを搭載し、前世代機と比べて大幅なパフォーマンス向上を実現しています。また、14インチMacBook Proは新たにラインナップに加わり、13インチMacBook Proモデルよりもわずかに画面サイズが広くなっています。
新しいMacBook Proのデザインで最も興味深い点は、ほぼエッジ・ツー・エッジのスクリーンです。その結果、14インチMacBook Proは13インチMacBook Proとほぼ同じサイズの筐体に収まりました。16インチMacBook Proも同様で、筐体サイズはほぼ同じながら、画面サイズは16.2インチとわずかに大きくなっています。

パフォーマンスとパワーの違い
14インチMacBook ProはM1 Proモデルのみで、それでも十分にパワフルですが、M1 Maxモデルも用意されている16インチMacBook Proほど強力ではありません。M1 Proには8コアモデルと10コアモデルの2つのモデルがありますが、M1 Maxは10コアモデルのみです。M1 ProとM1 Maxの違いはGPUの搭載量にあります。M1 Proは最大16コアのGPUを搭載しているのに対し、M1 Maxは最大32コアのGPUを搭載しています。

14インチMacBook Proと16インチMacBook ProはどちらもLiquid Retina XDRディスプレイを搭載しています。新しいディスプレイは、より深い黒と高い輝度を実現するミニLEDテクノロジーを採用しています。このディスプレイテクノロジーは、今年初めに発売されたM1 iPad Proにも採用されています。
新しいMacBook Proには、Thunderbolt 4ポートが3つ、HDMIポート、SDXCスロット、そしてMagSafe 3ポートが搭載されています。14インチMacBook Proのベースモデルには67W(USB-C)電源アダプタが付属し、上位モデルの14インチMacBook Proには96W電源アダプタが付属します。16インチMacBook Proには、なんと140W電源アダプタが付属します。