Appleは、ファイル管理アプリ「Files」を様々なアプリにサポートすることで、その機能強化を図ってきました。サードパーティの開発者も、iOSの新しいファイル管理システムを活用するため、自社アプリに「Files」アプリのサポートを追加し始めています。
Googleは、ファイルアプリのサポートをいち早く追加した企業の一つです。Gmailの最新アップデートで、Appleのファイルアプリのサポートを追加しました。同社はこのニュースを、iOS(およびiPadOS)版Gmailアプリのアップデート機能と新機能を紹介する投稿で発表しました。

新しい機能は近い将来、iPhoneとiPadにも導入される予定です。ただし、Googleは、Appleのモバイル(およびタブレット)デバイス上のGmailユーザー全員にアップデートが届くまでにはしばらく時間がかかると指摘しています。
Gmailユーザーは、Gmailアプリのファイルアプリに標準搭載されている添付ファイル機能を利用して、Dropboxにもファイルをアップロードできるようになりました。ユーザーのスマートフォンにDropboxがインストールされている場合、Appleのファイルアプリを使ってファイルをアップロードすると、GmailアプリにDropboxが自動的に表示されます。このアップデートは、GoogleがGmailアプリをマテリアルデザインにアップデートしてからわずか数週間後に行われました。
クイックリリースの概要
Gmail iOS アプリでは、メールの作成時や返信時に、iPhone または iPad のファイル アプリから添付ファイルをアップロードできるようになりました。
はじめる
エンドユーザーの皆様へ:この機能はデフォルトでご利用いただけます。iOS版Gmailアプリでは、メールの作成時または返信時に添付ファイルアイコンをクリックし、「添付ファイル」セクションまでスクロールします。次に、フォルダアイコンを選択して、ファイルアプリから添付ファイルを選択してください。
展開ペース
- 即時リリース ドメイン: 2020 年 2 月 12 日から、拡張展開(機能がご利用可能になるまで 15 日以上かかる場合があります)が開始されます
- 計画的リリース ドメイン: 2020 年 2 月 12 日から、拡張展開(機能がご利用いただけるようになるまで 15 日以上かかる可能性があります)
可用性
すべての Gmail iOS ユーザーがご利用いただけます。