市場調査会社Canalysの予測によると、今年のPCとタブレットの売上は減少する見込みです。同社は、この減少は世界的なパンデミックの影響によるものだと述べています。
第 1 四半期では、PC の出荷台数が 9% 減少しましたが、Canalys では若干の回復が見込まれると予測しています。ただし、今後数年間は出荷台数が増加しないため、回復は大きくないものと予想されます。


Canalysのレポートによると、タブレットとPCの出荷台数は年末までに3億6,780万台に達する見込みです。これは、昨年の出荷台数3億9,560万台から7%減少したことになります。また、レポートでは、AppleのiPadの出荷台数も今年は減少する可能性があると示唆しています。購入数と出荷数の減少は、消費者がこれらを「不要不急」の買い物とみなしていることが原因と考えられます。
このレポートでは、消費者がAppleタブレットなどの必需品以外のデバイスへの支出を減らすだろうとも指摘されています。Canalysは、回復は2022年まで待たないと予測しており、その時点で市場は4%成長すると見ています。別のレポートでは、iPhoneの販売も今年8%減少したと報告されています。