Appleは本日、App Store Labのオンライン版をリリースすると発表しました。開発者はApp Store Labを通じてフィードバックを共有し、App Storeの改善に役立てることができます。開発者はこの新しいプラットフォームを通じて提案を共有できます。Appleはこれらの提案を積極的に取り入れ、コミュニティを支援していく予定です。
Appleは今夏、App Storeの審査プロセスに2つの変更を加えます。開発者は、App Store審査ガイドラインに違反しているという判定に対して異議を申し立てることができるようになり、さらにガイドライン自体にも異議を申し立てることができるようになりました。2つ目の変更は、ガイドライン違反の問題を抱えている既存アプリのバグ修正を遅らせることがなくなることです。

Apple Store の責任者であり、Apple のマーケティング責任者でもあるフィル・シラー氏は次のように述べています。
「今年のWWDC20では、オンラインのApp Store Labsを追加し、毎年恒例のApp Store開発者アンケートを拡張しました」
彼はまたこう付け加えた。
「私たちは、何十万人もの開発者から、彼らとユーザーのためにApp Storeをどのように改善してほしいかを直接聞きたいと思っています。」
Appleは、App Storeの運用慣行に関する新たな調査を受けた後、これらの変更を実施しました。また、欧州委員会はこれに先立ち、Appleのアプリ内購入システムについても調査を開始すると発表しました。