Cygnettは長年にわたり数多くのアクセサリーをリリースしてきましたが、これまで同社から紹介してきた製品のほとんどは保護ケースでした。同社からバッテリーパックが登場したのは今回が初めてです。ChargeUp Pro Powerbank(80ドル)は11,000mAhのバッテリーパックで、容量の少ない4,400mAhモデルも発売されています。ソフトタッチ仕上げのプラスチック製ボディはバッテリーパックとしては珍しくなく、1Aと2.1AのUSBポートも備えています。非常に短いMicro-USBケーブルが付属しており、箱から出した時点で既にバッテリーが少し入っています。
注目すべきは、ハードウェアがKanexの大型GoPower Packと同じように見えることです。細部には若干の違いはあるものの、同じ工場で製造されていると疑うほどよく似ています。


長さ5.5インチ、幅2.5インチのこのバッテリーには、特に目立つ特徴はありません。しっかりとした作りで、見た目もまずまずですが、思わず「すごい」と唸ってしまうような機能はありません。Micro-USB入力、電源ボタン、充電インジケーターライトは、長辺の片方に一列に並んで配置されています。レビュー機では、ボタンが少し押し込まれていて、押しにくかったです。
右に進み、角を曲がると、出力容量のラベルが付いた 2 つの USB ポートが積み重ねてあります。

ChargeUp Pro Powerbankを、バッテリーが完全に空になったiPad Airに接続し、充電能力をテストしました。過去のテスト結果から、90%程度の充電が可能だと予想していました。2.1Aという謳い文句は正確で、バッテリーが完全に空になるまでに3時間かかりましたが、結果は予想を下回りました。Cygnettのバッテリーは74%しか充電できず、これは平均を大幅に下回る数値です。価格を考えると悪くない結果ですが、容量の点では低いと言えるでしょう。