Appleは先日、マーティン・スコセッシ監督とファーストルック契約を締結しました。スコセッシ監督は、自身のシケリア・プロダクションズをクパティーノに拠点を置くApple傘下に置くことになり、その見返りとして、Apple TV+向けに監督・プロデュースを務めるテレビ番組および映画プロジェクトの複数年契約を締結しました。
この契約は、デヴィッド・グラン原作の映画『Killers of the Flower Moon(邦題:キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン)』の独占上映から始まります。脚本はエリック・ロス、主演はロバート・デ・ニーロとレオナルド・ディカプリオ。製作はインペラティブ・エンターテインメントで、現在プリプロダクション中です。

シケリア・プロダクションズは、2003年にスコセッシ監督によって設立され、パラマウント・スタジオが運営しています。同社はスコセッシ監督の作品のマネジメントとプロデュースを手掛けており、これまでに『ウルフ・オブ・ウォールストリート』、『ディパーテッド』、『シャッター アイランド』、『アイリッシュマン』など、数々の作品を手掛けています。
Appleのファーストルック契約には、長編およびテレビドキュメンタリーではスコット・フリー・プロダクションズ、グリーン・ドア・ピクチャーズ、アピアン・ウェイ、子供向け番組ではイマジン・ドキュメンタリーズ、A24、ピーナッツ、セサミワークショップが含まれる。